職務経歴書の書き方を解説!

転職お役立ち記事

更新日:2022-07-01

1、職務経歴書とは

職務経歴書とはこれまでの仕事内容や身につけたスキルについてまとめた書類のことです。
企業へ送るあなただけのラブレターのようなものであり、企業が求める実務要件とあなた自身がどれだけマッチしているのかを判断する材料になります。

履歴書のような定型のフォーマットはありませんが、A4用紙1〜2枚程度でまとめるのが一般的です。
面接時だけでなく、採用全体を通して使用される重要な書類だという認識を持っておいてください。

2:職務経歴書の構成

①タイトル・日付・氏名
1ページ目の冒頭に「職務経歴書」とタイトルを入れます。
日付と氏名は右寄せで、日付は提出日(メールの場合は送信日、郵送の場合はポスト投函日)に合わせてください。
作成段階では空欄にしておくことをおすすめします。
日付の年号は西暦・和暦のどちらでも問題ありませんが、必ず書類内で統一させてください。
②職務要約・職務概要
これまでの職務経歴を200字から300字程度を目安にまとめましょう。
このとき、募集内容を意識して記載するとさらに採用担当者の目に留まる可能性が高まります。
③勤務中の企業
会社名、業界、事業内容、設立年月日、資本金、従業員数、売上などを記載してください。
④職務経歴・職務内容
できるだけ詳細に職歴を記載します。
これまでどのような業務を行ってきたのか、携わった仕事の成績や成果を具体的な数字を用いて企業に伝えましょう。
人事職の場合、コスト削減の事例や採用人数、担当社員の人数などを具体的に記載すると効果的です。
⑤活かせる経験・知識・スキル
応募企業に対して、これまでの業務で培ってきた経験をどのように活かすのか、あなたがその企業で活かすことができる経験をアピールします。
また、応募要件に関わる知識やスキルを補足として記載します。
⑥資格・免許
応募要件に関わる資格や免許などを記載します。
⑦自己PR
自分自身の強みとこれまでの経験、スキルが具体的にどのように貢献できるのかを記載します。
自分が伝えたいことのみを記載するのではなく、相手が知りたいこと、応募先の企業で活かせることなどについてアピールするとより効果的です。

3、採用担当者が見ているポイント

募集しているポジション、人物像にマッチしているのか。
あなたを採用することで、企業にどのようなメリットがあるのかということを仕事内容や仕事への取り組み姿勢から評価されます。
「あなたを採用するべき理由」と「入社後の活躍イメージ」を簡潔に提示できるようにしておくことが大切です。

4、提出前にこれだけはチェック

  • ✔ 日付(提出日になっているか)
  • ✔ 日付の年号が統一されているか(西暦か和暦か)
  • ✔ 提出方法に指定はないか(メールや郵送など)
  • ✔ 誤字脱字や日本語の間違いはないか
  • ✔ フォント、文字のサイズは統一されているか
  • ✔ 語尾が統一されているか
  • ✔ 伝えたい内容が先頭部分に書かれているか

5、アミーチからみなさんへ

転職という選択をするきっかけは人それぞれです。
「人間関係が合わなかった」「やりたいことと違った」「キャリアアップがしたい」など。

そんな想いから生まれた「転職」というあなたの選択をわたしたちが全力でサポートします。
たった2枚の職務経歴書で何がわかるのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、この職務経歴書があなたと企業をつなぐ大切な鍵となり、今後の人生を切り開いてくれるのです。
わたしたちはこの人事特化型の求人メディア「アミーチ」を通して、人事スキルの需要が拡大している社会で、より多くの皆様にご活躍いただけることを願っています。