ベンチャー企業の人事へ転職したい方へ

転職お役立ち記事

更新日:2022-09-21

ベンチャー企業の人事に対してどのようなイメージを持っているでしょうか?今回はベンチャー企業人事の魅力とともに実際どのような業務があるのか、そしてどんな人が向いているのかということを紹介していきます。これからベンチャー企業の人事へ転職を考えている方は是非最後までご覧ください!尚、本ページでのベンチャーとは600人以下の規模の会社で想定しております。

1、ベンチャー企業人事の魅力

ベンチャー企業人事の魅力はズバリ「裁量の大きさ」と「経営と距離が近い」ことです。裁量の大きさから説明すると、ベンチャー企業では人事が1人しかいない会社や、管理部門として経理やその他のバックオフィス業務も一緒に担当する、という事例も少なくありません。そのため、誰かがやってくれるから大丈夫、誰かに指示されるのを待っているという姿勢では通用しないのです。常にPDCAを回しながらコトを進めるため、裁量が大手企業に比べて格段に大きく、その分成長のスピードも早くなります。

さらに企業の成長とそこで働く「人」の成長は連動しており、特にベンチャー企業においては社員一人ひとりの成長が直接事業の成長へと繋がります。そのためベンチャー企業の人事は常に会社がどういう未来を描いているのか、そのためにはどういう人材が必要なのかということを考えなければなりません。

このようにベンチャー企業の人事は淡々と決められたことを進めていくのではなく、自ら考え行動し決定まで行う、経営に直結した仕事をしている充実感、など、大きなやりがいを感じながら働くことができます。

2、ベンチャー企業人事って実際何をするの?

ベンチャー企業の人事は何をするのでしょうか?ここでは2社の事例をもとにベンチャーの人事の具体的な業務内容をご紹介します。
ⅰ)事例<A社>
採用戦略の推進、人材エージェント対応、採用スカウト業務、日程調整 / 関係者調整、面接・面談対応、求人媒体運用、求人票作成、入社フォロー / 受け入れ手続きなど
ⅱ)事例<B社>
採用予算の策定、事業計画 / 事業戦略に基づいた採用戦略の立案と実行プランの策定、採用媒体やエージェントとの関係構築、人事業務委託社員のマネジメント、書類選考 / 日程スケジューリング、面接対応 / 面接スケジューリング、既存社員との面談およびエンゲージメント施策の立案と実行、その他事業部における人事課題の洗い出しと解決策の提案 / 実行など

上記2社の事例から明らかであるように、ベンチャー企業の人事業務は多岐に渡ります。場合によっては人事制度の設計やMVVの策定、そして採用戦略の設計から面接対応、さらには労務、総務、法務、経理まで担当することもあります。

3、ベンチャー企業の人事に向いている人の特徴

ここまでの紹介でベンチャー企業の人事は裁量が大きい、経営に直結している、業務内容が多岐にわたるということを理解していただけましたでしょうか?仕事が組織への貢献に直結し、やるべきことも多いためプレッシャーやストレスを受けやすい面もあります。しかし、毎日同じような業務の繰り返しでなく、日々成長を感じながら働きたいと考えている方、経営に直結した仕事をしているという充実感や大きなやりがいを感じたい方はベンチャー企業への転職をおすすめします。